- さんとう
- I
さんとう【三冬】初冬・仲冬・晩冬(孟冬・仲冬・季冬)の総称。 冬の三か月。 陰暦一〇月・一一月・一二月。 ﹝季﹞冬。II
「潜竜は~に蟄して, 一陽来復の天を待つ/太平記 4」
さんとう【三到】読書に必要な三つ, 心到・眼到・口到のこと。 心・眼・口を十分にはたらかせる意。IIIさんとう【三塔】比叡山延暦寺の東塔・西塔・横川(ヨカワ)の称。 また, 延暦寺の称。IV「一紙一句をもて~三千の憤をやすめ/平家 1」
さんとう【三島】⇒ 三神山(1)Vさんとう【三等】(1)第三番目の等級。 第三位。「競走で~になる」「勲~」
(2)もと, 鉄道・客船などの最下級の旅客等級。(3)三つの等級・段階。「その音に~あり/滑稽本・放屁論」
(4)程度があまりよくないこと。VI「~国」
さんとう【山刀】やまがたな。VIIさんとう【山東】中国, 山東半島と黄河下流域の平野を占める省。 小麦・綿花などを産出。 省都, 済南。 別名, 魯(ロ)。 シャントン。VIIIさんとう【山東】姓氏の一。IXさんとう【山濤】(205-283) 中国, 西晋の思想家・政治家。 竹林の七賢の一人。 官は吏部尚書に至る。Xさんとう【山頭】(1)山のいただき。 山頂。(2)〔古くは多く山上にあったことから〕火葬場。 やきば。 また, 墓地。XIさんとう【算当】勘定すること。 また, 勘定をしておよその見当をつけること。XII「其数少なくして~に合はぬなり/学問ノススメ(諭吉)」
さんとう【蚕豆】ソラマメの漢名。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.